【指輪選び初めてさん必見】初心者でも迷わない指輪選びのいろは

初めての指輪選び

指輪選びは、一生に一度の特別な体験

その選び方を間違えると、長い間後悔してしまうことも…。

理想の指輪出会うためには、どのように選ぶべきか、どのポイントに注意を払うべきかを知っておくことが大切です。

この記事では、実際にフルオーダーで結婚指輪を作った筆者が、指輪選び初めたての人に向けて指輪の選び方の基本について解説します。

以下の内容順番解説していきます。

  1. 好みを知る
  2. ライフタイルを分析する
  3. 素材選び方
  4. サイズ選び方
  5. お店のシステム活用する

この記事を参考にすることで一生の宝物を手に入れるためのヒントを得ることができます。

目次

好みを知る

指輪は、毎日身に着ける大切なアイテム。

まずは、自分自身の好みをしっかり分析することが大切です。

デザインをイメージする

初めに、デザインをイメージすることから始めます。

指輪選びの第一歩は、「自分が身につけたいデザインを思い描くこと」です。

キラキラした指輪

華やかで特別なシーンにも似合う指輪が好き

シンプルな指輪

装飾が少なめで洗練された指輪が好き

個性的な指輪

同じもののない1点ものの指輪が好き

なんとなくイメージできたら、具体的にどんなモチーフにしたいのかを決めていきます。

このような内容をモチーフにする人がとても多いです。

モチーフの例
  • 2人の思い出
  • ペット
  • 記念日

例えば、海が好きな場合は波や砂浜をイメージしたデザインなど好きなものをモチーフにして作り上げます。

テクスチャを決める

次にテクスチャについてです。

テクスチャにはいろいろな加工の方法がありますが、大きく分けると2種類あります。

  • ツルツルとした鏡面の加工
  • マットな艶消しの加工

鏡面加工は、鏡のようにピカピカに磨き自分の顔が指輪に映る仕上げのことを言い、艶消し加工は細かく研磨し光沢を抑えるように仕上げています。

好みのデザインに合うテクスチャを選びます。

反対に、ブランドに来店したくさんの指輪を触ってみながらテクスチャを始めに決めることもできます。

ライフタイルを分析する

この章では、好みの指輪日常生活との照らし合わせを行います。

例えば、華やかでキラキラとしたデザインが好みだけど、スポーツをしていたり手を使う作業が多い場合は、装飾が外れてしまったり傷ついてしまう原因になります

日常に合う指輪を選ぶことで長くつけていられます。

このようなポイントに注意して指輪選びを行うと安心です。

普段はアクティブに活動する
シンプルな指輪がおすすめ
  • スポーツやよく手を使う作業をする人
  • ナチュラル・カジュアル系の服装が好きな人
  • 洗練された美しいデザインが好きな人
  • 手元を気にせずに生活したい場合
フォーマルな場が多い人
華やかな指輪がおすすめ
  • フェミニン・クラシカル・ドレッシーな服装を好きな人
  • 特別感ロマンチックな雰囲気が好きな人
  • キラキラとした存在感のあるデザインが好きな人

2人の日常生活イメージに合わせた指輪を選ぶことで、長く愛用でき、2人の絆もより深まります。

パートナーと好みが合わない場合でも別々の見た目の指輪にしながらも内側にはお揃いの刻印宝石を入れるといった選び方も可能で、実際にそういったカップルも多くいます。

内側だけでなく、お互いの好みを半分ずつ取り入れるにはフルオーダーメイドもおすすめです。

ただ、価格が上がってしまうことが難点です

一生分の投資だと思えば、少し高額でも自分たちだけの特別なデザインを手に入れる価値は十分にあります。

長く愛用できること、毎日手にするたびに幸せを感じられることを考えれば、価格以上の満足感を味わうことができます。

そして、選び方の一つとして以下の製法があります。

アクティブな生活を送っている人鍛造製法華やかな指輪が好きな人鋳造製法がピッタリです

この製法の違いは次の章で解説します。

製法の違い

指輪を作るときには主に鍛造製法鋳造製法2つの種類があります。

鋳造製法とは…金属を溶かし、型に流し込んで成形する方法。細かいデザイン複雑な形状を再現しやすいという特徴

鍛造製法とは…金属を叩いて形を整える方法。この製法は金属の密度を高めるため、強度が高くなるのが特徴

鍛造製法では、硬度が高く傷つくにくいといったメリットがあるのに対し細かい複雑なデザインを再現することが難しく職人の手作業で作っていくため完成までに時間がかかります

手を使う作業日常的によくある場合や元々シンプルなデザインが好みの人にはぴったりな製法です。

ただ、とても硬い指輪なのでサイズ直しができない場合があります

最近では、鍛造製法でもサイズ直しを行うことができるブランドが増えていますが、比較的時間がかかるケースが多いそうです。

反対に、鍛造製法に比べて鋳造製法では強度は劣ってしまいますが、とても高い自由性があり繊細なデザインが好きな人におすすめです。

また、重いものを持った時や日常的に手を使って作業することが多い場合は曲がってしまう恐れがあるためアフターサービスが充実しているブランドを選択するのも1つの手です。

どちらの製法を選択しても、デザインによってはサイズ直しができない場合があります。

例えば…

指を一周囲うようなデザインの場合や複雑なデザイン・太さや厚みのある鍛造製品

鍛造製品を購入する場合には一度、将来のサイズ直しデザイン変更が可能か聞いておくと安心です、

素材の選び方

次に素材の選び方について見ていきます。

結婚指輪の素材によく選ばれるものは、大きく分けて2種類あります。

  • プラチナ
  • ゴールド

素材の選び方結論として、この2種類の場合は、どちらにするかは完全に色味や素材の好みの問題で、どちらも扱いやすく長期的に愛されています

どちらも純度が高すぎると柔らかく傷がつきやすくなり、純度が低いそのほかの金属の含有量が高くなるためアレルギーになってしまうリスクが高くなります。

素材の選び方結論は…

プラチナの場合はPt800〜Pt950、ゴールドの場合はK14やK18が適しています

この素材をベースにして、自分の顔が反射するほどピカピカな鏡面加工や艶を消したマット加工を行います。

それぞれの素材には特性があり自分に最適なものを選ぶことが大切です

プラチナには光沢高級感があり、ゴールドには重厚感温かみがあります。

また、プラチナゴールドはアレルギーの原因となる成分が少ないため敏感肌の人も使用できる素材です。

細かい紹介になりますが、金属アレルギーがある人には、ステンレスチタンアレルギー対応のコーティングを施した素材などがあります。

これらの素材は、一般的金属アレルギーリスクが低いとされていますが、個々のアレルギー反応には個人差があるため購入前に病院で検査をすることをおすすめします

純度についての詳しい解説は以下にそれぞれまとめています。

プラチナの「Pt」と数字の意味とは?

プラチナを使ったジュエリーでよく目にする「Pt」と数字。

何を意味しているのかを説明します。

  • Pt(プラチナ): これは「プラチナ」のこと。プラチナは非常に高価で、耐久性があり、美しい輝きを持つ金属
  • 数字(例:Pt800、Pt950): プラチナの純度を表す数字。数字が大きいほど、プラチナの含有量が高く、より純度が高いことを意味する。例えば、Pt850は85%のプラチナと15%の他の金属から成り立っており、Pt950は95%のプラチナと5%の他の金属で構成されている

要約すると、数字はプラチナの「どれだけ純粋か」を意味しています。

このように、プラチナの数字を知ることで、ジュエリーの品質価値を理解する手助けになります。

純度が上がるにつれて、柔らかくなっていくため、日常的に使用する結婚指輪にはPt800〜Pt950のものが適しています。

ゴールドの「K」と数字の意味とは?

次にゴールドのジュエリーを選ぶ時によく見る「K」についてご紹介します。

  • K(カラット): これはゴールドの単位のこと。温かみと高級感を持ち耐久性にも優れた金属
  • 数字(例:K24、K18): ゴールドの純度を表す数字。Kに続く数字を24で割ると純度を知ることができる。例えば、K18の場合、18 ÷ 24 = 0.75をして答えに100をかけることで、75%のゴールドと15%のその他の金属で構成されている

要約すると、プラチナと同じでこの数字はゴールドが「どれだけ純粋か」を意味しています。

純金はK24で、ゴールドが99.9%以上を意味しています。

ただ、ゴールドも数字が高くなるにつれて柔らかくなります

そのため、K14やK18結婚指輪や日常的に使用するジュエリーにぴったりです。

アレルギーについて

プラチナやゴールドはアレルギーになりづらい素材として有名ですが、それは純度が高いものに限ります

他の金属が入っているとその金属が原因でアレルギーになることがあるためです

とはいえ、純度が高いものでも完全にアレルギーにならないわけではないため注意が必要です

サイズの選び方

この章では、指輪のサイズ選びについてご紹介します。

サイズ選びは指輪のデザイン性だけでなく快適さが大きく変わります。

指のむくみも考慮してサイズを決めることが大切です

また、指輪の内側に微調整用のコーティングサイズ調整機能追加することで、よりピッタリとした仕上がりになります。

それでは順を追って具体的にお話しします。

指輪のサイズ選びに最適なタイミング

指のサイズは、1日の時間帯体調によって変わるため、試着のタイミングが大切です。

時間に余裕のある場合は2回行って試着するとベストなサイズを発見できます。

timing
午前中に試着

一般的に手先のむくみが多いと言われているにチャレンジ

timing
夕方に試着

手先のむくみがすっきりとした夕方にチャレンジ

むくんだ場合も適度にフィットする「少し緩め」に感じるくらいのサイズが理想です

サイズ調整アイテムでさらに安心

指輪のサイズに不安がある場合
  • サイズ調整リング
  • 微調整用のコーティング

上記のものを使用すると少し大きい指輪も手にしっかりはめることができます。

また、100円均一通販サイトでも販売しており簡単に低価格で入手することができます。

1つ持っておくと指のむくみ体型の変化柔軟に対応できて嬉しいアイテムです

指輪を購入した後に、「なんだかサイズが合わないかも…」となってしまった場合でもお店によっては無料でサイズ直しをしてもらえるところもあるのでアフターアービスを確認してから購入することをおすすめします。

お店のシステムを最大限に活用する

最後に、指輪選び大切なポイントお店のシステムをしっかりと活用することです。

例えば…
  • 知識を身につける
  • オンラインサービス
  • アフターサービス

「思っていたのと違う…」とならないために、ブランドのスタッフに素材デザインサイズ選びについて相談します。

指輪の知識を身につけておくことで、今後の指輪選びに役立ちます。

また、オンラインで購入する際は、自宅に指輪を送ってもらい実際に試着することのできるサービスなどを利用することで、納得のいく選択ができます。

不安な点何度でも確認して納得してから購入しましょう

お店でできることを最大限に活用することで、理想の指輪を見つけるための成功率がぐんと上がります。

強引な勧誘無理な購入を勧めようとしてくる場合は、今後も付き合っていくのは難しいため好きなブランドの場合は同じブランドでも店舗を帰るかキッパリ諦めることが大切です

ただ、ほとんどの場合が丁寧に親身になって聞いてくれるため安心してください。

次にどんな風にサポートを活用するのかを見ていきます。

スタッフの話を聞いて知識を身につける

ブランドのスタッフは、素材・デザイン・サイズ選びに関する深い知識を持っています。

  • 素材の選択肢: 各素材の特徴や耐久性を理解し、自分に合った素材を選択できる
  • ダイヤモンドの基礎知識: 細かい要素を理解し、自分の好みに合った石を選ぶ際の判断材料になる
  • デザインの提案: トレンドやデザインについてのアドバイスを受け、自分らしい指輪をデザインが可能

知識を深めることができ、他のブランドで選ぶ時にも役に立ちます

予算について初めに相談しておくと、話を進めやすくなります

日常生活や好みに合わせたデザインやピッタリ合うサイズを相談して長く愛用できるものを選んでいきます。

オンラインサービス

オンラインで指輪を購入する場合でも、サポートを活用することで、間違いのない選ぶことができます。

自宅が遠い場合でも、オンラインサービスが充実していると安心です。

この項目では私たちの体験談を交えながらお話しします。

  • カスタマーサポート: オンラインチャットや電話でのサポートを利用し疑問点や不安を解消できる
  • 自宅試着サービス: 自宅に指輪を送ってもらい試着することで正確なサイズの確認ができる
  • サイズガイド: サイズガイドを確認し自分の指にぴったり合った指輪を選ぶことができる

実際の店舗に直接行って色々な指輪を手に取ってみることがおすすめですが時間がなかったり近くに希望している店舗がない場合はオンラインでも購入が可能です。

私たちの場合は同じお店でオンライン相談来店を行いました。

画面でみるよりも手に取ってみるとなんとなくイメージが違ったり、あまり好みではないかも…と思っていたものが手にはめてみると可愛かったりと自分のイメージと違うことがありました。

そこで、自宅に1度送ってもらい試着サービスがある店舗もあります

自宅にいながらも、具体的なイメージ確認できる点試着できる点がとても便利です。

試着サービスでは…防犯のためにも色味の似ているシルバージルコニア(人工ダイヤモンド)を使用されていることが多く実際のプラチナの色味やダイヤモンド輝きをみることができないといった難点があります

便利なサービスですがオンラインで見たり試着を行いながらも、やっぱり購入前にはお店に行って色味も見てから選ぶ失敗がないです。

アフターサービスと保証内容の確認で長く愛用する

指輪購入後の安心を得るために、アフターサービスや保証内容の確認は欠かせません。

以下の内容について指輪を購入するか検討している店舗確認を行っておくと安心です。

  • サイズ調整: サイズが合わなくなった場合のサイズ調整サービスの有無の確認する
  • 修理・交換ポリシー: 破損や不具合が発生した場合の修理交換のポリシーの確認
  • クリーニングサービス: 定期的なクリーニングサービスが提供されているかどうかの確認

一生つけていく指輪だからこそ、定期的なメンテナンスサイズ直しができる店舗を見つけて大切にしていきたいです。

特別な場面をこれから控えている場合はアフターサービス磨き直しがあると嬉しいです

これらのアフターサービスではなるべく、無料でできるところを見つけておくと今後お金がかからずに済むので安心です。

指輪を一生の宝物にするためにも少しでも参考になれば嬉しいです。

まとめ

今回は指輪選び初めてさん向け指輪を選ぶ上で大切なポイントを5つご紹介しました。

  • 好みを知る
  • ライフタイルを分析する
  • 素材選び方
  • サイズ選び方
  • お店のシステム活用する
STEP
好みを知る

指輪のイラスト画像を見て、どんなデザインが好きか・どんな印象にしたいのかをイメージします

STEP
ライフタイルを分析する

手を使う作業が多い場合には装飾が多いデザインは向かないため、その度に外すかそもそもシンプルなデザインにすることがおすすめです

また、鍛造製法という製法に変えることで装飾があるデザインでも傷がつきづらくすることが可能です

STEP
素材選び方

結婚指輪でメジャーなのはプラチナゴールドで、どちらも純度が高くなるほどアレルギーリスクが低下し長期的に愛用しやすい素材です

色味や好きな付け心地など完全に好みで選べるほどどちらも良い素材で、その後の加工方法により印象が大きく異なります

STEP
サイズ選び方

1日を通しても体調や時間帯で指のむくみに変化が起こりやすいため朝と夕の2回に分けて試着すること、そして少し緩めのサイズ感をおすすめします

細かい調整が必要な場合は通販でもサイズ調整用のアイテムが販売されています

STEP
お店のシステム活用する

遠方の場合や時間に余裕がない場合はオンラインでも相談できる店舗自宅に指輪を郵送してもらい試着できるサービスがあります

購入前には来店することをおすすめしていますが、自宅でも間違いない指輪選びが可能です

その他にも、失敗談をベースにした結婚指輪の選び方についての記事のご用意しました。

結婚指輪について興味がある方もっと知りたいという方は、ぜひ他の記事もご覧ください

以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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